愛知県西尾市にある「ハート動物病院」です。猫・犬の避妊、去勢、予防接種、病気の相談や健康増進相談など何でもご相談下さい。TEL/0563-57-4111
今月は薬剤耐性について知ってもらう月間です。そこで犬に比較的多く見られる皮膚の感染症である「膿皮症」について、そして薬剤耐性について掲示しています。
薬剤耐性は感染症の原因になる細菌に抗菌薬・抗生物質が効かなくなることです。
「抗生物質を飲み過ぎると薬が効かなくなってしまうから、ちょっと良くなってきたのでこの先は投薬を控えておこう」と考えるのは大間違い。抗生剤は正しく服用しないと、未来(それもそう遠くない未来です)の人や犬、猫に(家畜にも)問題が発生します。それは「けがをしたけれど有効な抗生物質がない」「細菌と戦うことができる薬がない」ことです。つまりペニシリンが無かった時代へと戻ってしまうことを意味しています。
薬剤耐性の問題は世界中で起こっていて、実は年間70万人の人が抗菌薬の効かない細菌の感染症によって亡くなっています。
膿皮症で(ほかの細菌感染症でも)抗菌薬が処方されたときは、用量用法を守って薬は正しく使ってください。
掲示板では、もし薬剤耐性が見られた場合の膿皮症の治療法についてもお知らせしています。来院したときにはご覧ください。
他の動物との接触をさけるため、中型~大型犬の引き綱は短くしてご来院ください。
猫はびっくりして逃げてしまわないように、キャリー(通院ゲージ)、または洗濯ネットなどに入れてご来院ください。
いつも愛犬・愛猫の様子を見てくださってる方と違う方がお越しくださる場合は、病状経過が分かるような資料・メモをご用意ください。
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