10月の注意
厳しかった暑さが過ぎてほっとしているかもしれませんが、25℃から30℃の気温は、蚊の活動が最も盛んになるときですし、秋はマダニの産卵季節でもあります。フィラリア予防、ノミ・マダニの外部寄生虫予防は気を抜かないで継続してください。
一般的には過ごしやすい気候になっています。ですが、晴れた日と雨の日、日中と夜間の気温差があります。変化に合わせて、服の着脱ができない動物のために環境温度を細かく調整してあげてください。涼しいのが苦手な猫や高齢の動物は、フリースなどの暖がとれる敷物の用意もお願いします。
秋の稔り、おいしい物がたくさん出回っています。犬が喜ぶのに任せて際限なく与えていると、肥満まっしぐらです。太るのは容易く、痩せるのはかなり難儀です。太らせないようにしましょう。果物に含まれる果糖は非常にストレートに血糖値を上昇させることを覚えておいてください。
日が短くなってきます。夏の頃のお散歩時刻のままになっていると、帰ってくる頃には暗くなっているかもしれません。高齢のいぬは目も不自由になっています。暗くならないうちにご帰宅ください。
