猫はあまり水を飲まないことで有名です。そのため便秘になりがちですが便秘は正常なことではありません。
足裏が赤く、痒がっている犬は多く見られます。これは足底皮膚炎です。足底皮膚炎は、足裏の皮膚の炎症や感染症です。特定の病気ではなく、いろいろな獣医学的問題から生じる症状です。
SFTS感染症が人猫ともに拡大しています。SFTSはマダニを介して感染する人と動物に共通した感染症ですが、猫の感染にマダニの刺咬跡が見つからず、猫同士のけんかから感染している可能性も示唆されています。
マダニ忌避剤を投与することも必要ですが、屋外に出さず完全室内飼育を徹底することで、この致死率の高い病気から猫を守ることができます。飼い主さんご自身の安全も守れます。
猫は口唇の垂れた犬とは違い、通常で涎(ヨダレ)を流すことはありません。猫が顎を掻いたり、横になって寝ていた後で湿った部分を見つけるなどがなければ、猫が涎をたらしていることに気付くこともないでしょう。口周りに黒い汚れ(乾いている)のはわずかな涎が発生した印です。
犬の歯の健康については多くの飼い主さんが関心を持っています。歯みがきをすることで歯石を予防でき、それによる歯肉炎が予防できることも周知のことです。ただ、歯みがきが嫌いでさせてくれないと嘆く飼い主さんもまた多くいらっしゃいます。そのため硬い物を噛ませることで歯みがきの代用にしようとしています。しかしこれには問題があります。
すでに熱中症の注意日、危険日が始まっています。 暑熱順化していない初夏の方が体調を崩しやすいです。動物を家に残して出かける場合の室温に気を配ってください。またしっかり水が飲めるように用意してお出かけください。水食器を倒してしまう腕白酸は特に注意が必要です。 深い眠りがとれるように、慢性的な痛みや身体の不具合に注目し、きっちり治してあげるよう努めてください。