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子猫を社会化させる

「社会化」という言葉は犬に使われることが多いので猫には関係が無いと思われがちですが、子猫を育てていく上でも重要です。社会化は「信頼を築き、家族や他の人と順応するのを助ける」プロセスです。猫が友好的で社交的に育ち、思いがけない出来事に恐怖心を抱くのを防ぐのに役立ちます。
適切に社会化された猫は愛情深い猫に育ちます。

子猫は３週齢から９週齢の間に社交を開始する必要があります。家に連れてきたらすぐのタイミングです。社会化適齢期を過ぎた子猫や成猫では多くの時間と労力がかかりますが、彼らの訓練も不可能ではありません。
トレーニングは犬と同じで毎日１５分。前向きで忍耐強い姿勢で臨みます。猫にやる気を起こさせるようにおやつを用意します。抱くこと、足や腹や尻尾や耳に触れること、爪を出すために肉球を押すことなどからはじめます。掃除機の音を聞かせたり、チャイムを鳴らしたりします。もう少しステップを進めてから、知人を家に呼び、小さな子供とも引き合わせたりします。臆病な猫を怖がらせないように、静かに接してもらうようお願いしておきます。このときゲストの手からおやつを与えてもらうのを忘れないでください。さらにキャリートレーニングやハンドリングトレーニングへと進めます。病院に来るのもトレーニングです。ひとりでお留守番も時間を徐々に延ばしていきます。

とにかく褒めて伸ばしていきましょう。