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西尾市の動物病院「ハート動物病院」猫・犬の病気は当院へ

愛知県西尾市にある「ハート動物病院」です。猫・犬の避妊、去勢、予防接種、病気の相談や健康増進相談など何でもご相談下さい。TEL/0563-57-4111

ハートニュース

新着情報

8月の掲示板~僧帽弁閉鎖不全症

8月10日は健康ハートの日です。犬に多い「僧帽弁閉鎖不全症」について、自販機前の掲示板で紹介しています。再掲載です。

僧帽弁疾患では、弁の機能が低下し、心臓の筋肉が収縮した際に血液が逆方向に漏れることがあります。初期は少量の逆流であり問題にはなりません。しかし時間の経過とともに弁が厚く硬くなり、逆流する血液の量が増えてきて、逆流量も増します。その結果心臓のポンプ機能が低下します。心筋はこれを補おうとして肥厚し、心臓全体のサイズが大きくなります。僧帽弁疾患が進行し、心臓の機能が追いつかず肺に水が溜まり始めることがあります。肺に水が溜まる状態は肺水腫と呼ばれ、うっ血性心不全の兆候となります。
初期段階では症状は現れませんが、進行すると、運動不耐性(すぐに疲れたり、少しの努力で疲れたりする)・咳(咳払い、痰が絡んだような咳)・呼吸が速い・ぢょりょくして呼吸をする(息が苦しそう)・透明な鼻水を出す・快適に休むことができず、動き回る(落ち着かない)・食欲減退などの症状が現われます。
僧帽弁疾患は治ることはなく進行性で、管理が必要な疾患です。犬の病状が次のステージに進行するのを防ぐためのモニタリングと治療が必要です。
ステージB1に留まり寿命が短くならない犬がいる一方で、病状が着実に進行する犬もいます。ステージC(うっ血性心不全)に進行すると、予後は不透明になります。
定期の健康診断でこの病気を早期に見つけ、治療介入によって病気の進行を緩徐にし、うっ血性心不全のイベントを防ぐことが大切です。10歳を超えたら、一般の健康診断に心臓検診を加えることをおすすめします。

当院の診療時間

診療時間
当院は保険診療も行っております。

来院時のお願い

来院に際して他の動物とのトラブルを避け、診察をスムーズに行えるよう以下の項目にご協力をお願いします。

他の動物との接触をさけるため、中型~大型犬の引き綱は短くしてご来院ください。
猫はびっくりして逃げてしまわないように、キャリー(通院ゲージ)、または洗濯ネットなどに入れてご来院ください。
いつも愛犬・愛猫の様子を見てくださってる方と違う方がお越しくださる場合は、病状経過が分かるような資料・メモをご用意ください。

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