処方食は治療を目的として原材料を選び栄養成分をきっちりと調整してあるフードです。栄養組成はその病気に特有の事象を改善できるように作られています。そのため別の病態の犬や猫に食べさせると良くないことがあります。診察を受けずにネットや量販店で購入するのは間違っています。本来は販売してはいけないことになっている商品なのですが困ったことに流通しています。また本来的には処方されるもので、飼い主さんが選択して購入するものではありません。あやまった使い方をされた犬や猫に被害が生じるということを認識してください。
年の瀬。日暮れが早く、散歩時刻に暗くなってしまうため動物の観察が不十分になりがちなときです。またさまざまな用事で多忙になり、観察もおろそかになってしまうかもしれません。
猫ではウィルスや細菌感染に伴って鼻がぐずぐずしたり目がぐちゃぐちゃしたりすることがあります。
けいれん発作は大脳で強い電気信号が出されて発生する発作で、てんかんでは発作が繰り返し発生します。
秋が深まり、日ごとに「今年一番の低気温」を更新していく季節です。
猫は11歳を超えるとシニア期にはいります。(15歳を超えるとハイシニア、老齢期を迎えます。)シニア期にはいろいろな変化が顕在化してきます。聴力の衰え、視力の低下、認知機能の低下、筋力の衰え、また脱水がおこりやすくなるなど、人の高齢者に発生してくる問題と似ています。