Menu

ハートニュース

Home
ハートニュース|西尾市の動物病院「ハート動物病院」猫・犬の病気は当院へ

ハートニュース

シャンプーの前に

毛がもこもこして、見栄えが悪くなると、洗ってきれいにしてやりたいという気になります。
けれど、いきなり身体を濡らしてシャンプーを始めるのはよくありません。

まずは丁寧に毛をとかすこと。冬の間に密になったアンダーコートをしっかりと抜くことから始めます。こうしておかないと、皮膚の上で抜けた毛と残っている毛が絡まって羊毛フェルトのようなかたまりを作ってしまいます。
そしてこのフェルトの下のひふは、場合によってはシャンプー成分を残したまま、半乾きで湿り気を残し、皮膚炎を起こすことになってしまいます。さらに、この状態から、から組んだ毛をきれいにとき直すのは、乾いた状態のとき以上に大変です。
シャンプー手順をもう一度書いておきます。
①毛を解きます。
 特に、ときにくい部分があります。胸前のところ、わきの下、太ももの後ろ側、そして耳の後ろのところです。念入りに、綿密にといてください。
②湯で濡らします。
 温度は高すぎないようにしてください。肘の内側で温度を確認して、熱く感じなければ大丈夫です。
③シャンプーは適量を湯でのばし、泡立ててから使います。
 直接、高濃度なシャンプーの原液を皮膚に垂らすのではなく、立てた泡でシャンプーするようにしてください。皮膚にやさしい洗い方です。
④場合により、二度洗いします。
 泡立ちが悪いのは皮脂による汚れが強いせいかもしれません。
⑤すすぎます。
 湯音は人肌くらいに調整します。シャンプーが残らないように、しっかり洗い流してください。
⑥タオルドライを中心に乾かします。  ドライヤーを嫌がる場合は、扇風機も活用できます。

ご相談・お問い合わせはこちら