猫が食べるのを止めてしまう原因はいくつかありますが食事を取らないと肝リピドーシスを発症してしまう可能性があります。猫にとって致命的なことなので、たかが食欲不振とスルーせず、積極的に解決してやる必要があります。
1、呼吸器系の問題
嗅覚に問題を起こす鼻づまりは食欲をそぎます。そのほか呼吸障害が有るのは良くない状況です。きちんと治しましょう。
2、消化器系の問題
胃腸・膵臓など消化器系に問題があると食べる意欲が無くなります。嘔吐や下痢を起こすかもしれません。
3、異物
食べてはいけない物を食べたり、毛球が消化管内で食物の流れを止めると食事は摂れなくなります。外科疾患は急いで対応する必要があります。
4、歯科疾患
痛みを伴う歯周病などの歯科疾患があると猫は食べたくなくなります。意外と多いのが歯科に問題を起こしているケースです。
5、フードのフレーバーや形状
同じものをずっと食べてきているとメーカー側の少々の変化に気づいて食が細くなることがあります。特定の形、質感に敏感だとフードの形の変化でも嗜好性が変わります。
6、食品の鮮度
賞味期限内であっても古くなったドライフードはオイルが酸化した匂いがしてきて食べなくなります。
*キャットフードは1か月で食べきれる程度のサイズの袋を選び、小分けして保管ください。