歯周病の検査があります。歯肉炎がひどくなって重度の歯周病になるリスクを知ることができます。
歯周病菌には、歯周炎を」悪化させる傾向が強い菌とそうでない菌があることがわかってきました。怖いことに、この細菌は人の口腔内からも検出されることがあります、人と犬に共通な細菌というわけです。
歯間ブラシよりもさらに小さなブラシで歯垢や歯石をこすり取り、外部の検査機関に依頼して、口腔内細菌の遺伝子学的な検査を行います。ほんの一瞬静かにしていてくれたら検体採取は無麻酔でできます。
中高齢になった犬、口臭が気になる犬、ぺろぺろなめてコミュニケーションしてくる犬、歯石が気になる犬に特におすすめです。
もし重度歯周炎になるリスクが高いという結果が返ってきたら、気持ちを引き締めてしっかりした歯科衛生に取り組みましょう。
炎症があるときは痛いので口唇部を触らせないということがあります。きちんと歯科治療をした後は抗菌薬で炎症を鎮めていきます。そうすると痛みが消失し食欲も増します。口唇部に触れても怒らないなる可能性が大きいです。
今年こそ歯科衛生に本気で取り組んでみませんか。