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足舐めのつづきです

犬は時々足を舐めることがありますが常に舐めているのは別の理由がありそうです。 8つめの原因から~

8、季節によっては「やけど」を気にしている可能性があります。高温になっている舗装道路の上を歩くと赤くなります。水ぶくれができていることもあります。痛みの緩和ケアが必要です。
9、草が生い茂ったところを歩く犬では、つまさきや足の裏の間にマダニが付着していることがあります。マダニを素手でつかんで取り除くのは危険です。専用の器具を使いマダニの口吻が皮膚に残らないように取り除きます。(マダニ予防は大切です)小さな異物は小石のこともあります。
10、皮膚に穴を掘って生息する目に見えない皮膚の寄生虫(カイセンやニキビダニ)がいると非常に痒いので絶えず舐め続け皮膚が薄く脱毛してきます。顕微鏡検査で確認できますがノミマダニ駆除薬でこれらの寄生虫もコントロールができます。
11、慢性の関節痛があるために、じわじわ舐めている場合があります。私たちに痛みがあるとき、無意識のうちに痛いところをさすっているのと同じです。慢性疼痛の薬や補助的なサプリメントの使用で不快感を和らげてやります。
12、不安や退屈が常同行動を取らせます。繰り返す舐め行動で皮膚が肥厚し隆起は腫瘍のように見えることもあります。また皮膚表面がただれて脱毛していたり、周囲が茶色に染まります。不安の原因を突き止め原因を取り除いてやることやの病気のための抗不安薬などを服用する必要があります。 *犬が足を舐める原因はいろいろあり、対処方法もさまざまです。

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