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加齢による変化

犬が年を取るにつれて身体に変化が起こることは誰もが承知しているところです。問題を早期に診断し、高齢犬との関わり方を変えたり、サプリメントを使うなどして穏やかな老化になるようにサポートしてやりましょう。

①必要栄養と体重:
代謝の変化により健康維持のための栄養量は減少します。若い頃とは違う栄養組成のフードが必要です。
②皮膚と被毛:
被毛は薄く白髪が目立ってきます。皮膚が薄くなりけがをしやすいです。皮膚に腫瘍もできてきます。タコやイボなどがで易くなります。爪はもろく、肉球も肥厚してきます。頻繁なお手入れが必要です。
③活動性と関節:
関節の不具合から関節の可動域が狭くなってきます。階段の上り下り等、苦痛になってきます。痛みから活動性が低下すると筋肉量が減ってきます。緊張の低下は精神面にも影響するので、痛みのコントロールでルーティンな散歩を維持できるようにします。
④歯:
歯の病気は加齢に従い増えてきます。定期的な歯みがきケアは歯の病気を最小限に抑えることができます。歯科治療は軽症のうちに始めるべきです。
⑤胃腸の運動性の低下:
消化管の動きが悪くなり、便秘を起こしやすくなります。運動器疾患があると排泄時に痛むためにさらに宿便をためる傾向になります。繊維を多く含む食事が役立つかもしれません。
⑥免疫機能の低下:
免疫機能が低下すると感染症を発生しやすくなるほか、若い頃に比べ重症化しやすくなります。定期ワクチン接種が重要です。

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