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庭の蚊よけ対策

犬で、目の周りから鼻にかけてぷつぷつした吹き出物ができて、毛が抜ける皮膚病があります。猫では耳介後ろ側や鼻の上にぽつぽつができます。蚊の刺咬症です。

蚊に刺されたことのアレルギー反応なので、痒みの治療をすることになりますが、原因となる蚊の対策をしていかないと、夏の間ずっとこの皮膚炎に悩まされることになります。 屋外飼育犬や庭に出て遊ぶ猫のために、今から庭の蚊よけ対策をしませんか。
溜まった水は、蚊が卵を産むのに公的な場所ですから、もし庭につくばいなどがあって水をためてあるのならば思い切って水を捨て、水鉢を乾かしましょう。
蚊よけになる植物もあります。一般に、蚊は香りの強いものを嫌いますから、ローズマリーやタイムなどのハーブ類が蚊よけに向いています。庭一面に広がるため、ミントやバジルは嫌われがちですが、プランター利用なら根が広がるのを阻止することができます。除虫菊は昔から虫対策の植物で知られていますが、これには天然の蚊よけ成分であるピレトリンが入っています。花が大きめのマリーゴールド(アフリカ種)やカモミールにも含まれています。天然成分ではシトラールも蚊よけになります。レモン系の香りがするハーブ、レモングラスなどが利用できます。センテッドゼラニウムはニオイゼラニウムといって香りの高い品種です。蚊連草や蚊嫌草(カレンソウ)はモスキートブロッカー、モスキートプラントとして売られています。
蚊がたくさん発生し始める今のうちに、庭を蚊よけ仕様にしてはいかがでしょうか。

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