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高齢犬は筋肉が大切

口周りに白い毛が混じってきたらうちのわんこもシニアの仲間入りと考えてください。

年齢を重ねれば「歳をとった」と感じる日が増えてくるのは当たり前ですが、いつまでも元気でいてもらうためにはアクティブで筋肉を衰えさせないことが大切です。筋肉は代謝の重要な要素で、筋肉を失うと「虚弱症候群」になり老化のプロセスを加速させてしまいます。

筋肉をなくさないためにやっておくといいことをお伝えします。
①年に1~2回の健康診断で全身に関わる病気の早期発見をします。体重管理もできます。筋肉の減り具合のチェックもできます。もし病気が見つかったら、すぐに対処し始めましょう。たとえば関節炎が認められたら鎮痛薬やサプリメントなどを与え、痛みのコントロールをし、急性期が過ぎたらリハビリを始めます。筋肉を衰えさせません。
②高齢犬用のマットレスを使ってください。寝たきりになる前から使うのが大切です。身体をしっかり安め熟睡することは認知機能の衰えを抑制することができます。
③背中にハンドルが付いたハーネスを使ってください。中型から大型の犬で、動きが鈍くなってきた動物は自身の体重を自分の足で支えるのが怪しくなってきますが、補助してもらうと身が軽くなり歩きやすくなります。
④屋内飼育の犬でも散歩に出かけましょう。段差が無い平らなところを歩きます。小型犬だから散歩はしなくてもいいという怪情報に惑わされないでください。
⑤生活にプラスして快適な環境を作ってください。犬のためのバリアフリーです。スロープや階段前のゲート設置をお願いします。視力の低下した犬には配色の異なるカーペットで滑り止め効果に、トイレや部屋移動の道筋を付けます。足元にはセンサーライトを取り付け、夜間でも歩行を怖がらせないようにします。犬用の靴や靴下は底がゴム製になっていて滑りにくいため、足元がよろけるようになっても立ち上がることができるようです。歩行補助具として使ってみてください。

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