中高齢からシニア期に多い病気として、甲状腺の病気にスポットを当てました。
犬の甲状腺機能低下症と、猫の甲状腺機能亢進症について、2か所に掲示しています。
犬の甲状腺機能低下症は、進行が緩やかで、症状も派手ではないため知ってもらう機会が少ない病気です。「動きたがらない」「寝ていることが多い」のは高齢のせいかと思われることが多いですが、そのほかの症状もあります。
猫の甲状腺機能亢進症は逆に、「良く動き」「よく食べる」ために、元気だと思われてしまうことが多いです。
健康診断で一般の血液検査所見に異常が見られてから、再採血で甲状腺ホルモンの値を調べることもできますが、なかなか連れてくるのが大変な犬や猫では、同時に検査するのも早期発見につながります。
よく見られる兆候の所を写真に撮って帰り、おうちでじっくり犬猫を観察しながら該当していないかどうかご確認ください。
他の動物との接触をさけるため、中型~大型犬の引き綱は短くしてご来院ください。
猫はびっくりして逃げてしまわないように、キャリー(通院ゲージ)、または洗濯ネットなどに入れてご来院ください。
いつも愛犬・愛猫の様子を見てくださってる方と違う方がお越しくださる場合は、病状経過が分かるような資料・メモをご用意ください。
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