11月は糖尿病について知って貰う月。犬と猫の糖尿病について掲示板でお知らせしています。
糖尿病の初期症状は「のどが渇いて水を飲む量が増えること」とそれに伴って「おしっこの量が増えること」です。あまり大きな問題ではないために見過ごされてしまっていることも多いです。初期は食欲も変わりません。その後、「食べてはいるけれどスリムになってくる」のですが、食欲は変わらずにあり、食べているし、少々痩せたところで結構な肥満体だと体重低下に気付かれにくいようです。また意識して低カロリーの食事に変更していたりすると「効果が出てきた」と感じてしまい、糖尿病のステージが進んでいるにもかかわらず、飼い主さんにとっては喜ばしいことのように判断されてしまうようです。
糖尿病はそのままにしておくとさまざまな、そして深刻な合併症へと進行していく恐い病気です。院内で実施する血液検査や尿検査ですぐに判断できますので、「多飲多尿」に気付かれた場合は、健康診断の日まで待たずに診察にお越しください。
他の動物との接触をさけるため、中型~大型犬の引き綱は短くしてご来院ください。
猫はびっくりして逃げてしまわないように、キャリー(通院ゲージ)、または洗濯ネットなどに入れてご来院ください。
いつも愛犬・愛猫の様子を見てくださってる方と違う方がお越しくださる場合は、病状経過が分かるような資料・メモをご用意ください。
診療案内はこちら♪