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ハートニュース|西尾市の動物病院「ハート動物病院」猫・犬の病気は当院へ

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皮膚がカサカサしています。

アトピーさんは冬ならアレルゲンも少なくて皮膚が快調なのかというと、そうばかりでもありません。
冬ならではの注意点があります。

冬は空気が乾いているため、皮膚も乾燥しやすくなっています。乾いてカサカサした皮膚からは皮膚の潤い成分が逃げていき、かゆみの連鎖が始まります。

「乾く→カサカサする→かゆい→掻く→かゆみ物質が出てくる→炎症が始まる→かゆい→掻く」

このようなかゆみのサイクルがぐるぐる回ります。


寒冷刺激と温暖刺激のどちらもがかゆみを起こさせます。
急に寒くなったり暖まったりすると、温度差が刺激になってかゆみが起こります。

この時期には散歩に出かけるときに暖かい服を着せて出かけることもあるかと思いますが、帰宅し、暖房の効いた部屋に入ったら服を脱がせましょう。薄手の服にコートを組み合わせて出かけるのもよいと思います。

ヒートマットを用意すると上掛けをはがして直に乗っている犬もいますが、じわじわと温かくなってきた部分にかゆみが出ます。マットの上掛けが外れないように工夫してください。

風呂の温度もかゆみを起こさせます。手足が冷えた状態で油温の熱いシャワーをかけるとかゆみが始まります。シャンプー後のドライヤーの熱も同じところに当てたままになると一部の皮温が上昇しすぎてかゆみが始まります。ドライヤーの場合、乾かしすぎても乾燥によるかゆみを引き起こすので注意が必要です。

冬の皮膚ケアも慎重にお願いします。

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