子猫をひろわれたら、まず動物病院にお越しください。
拾っていただいた子猫のおおよその週齢により対応が違うので素人判断で対応するのは間違いのもとになります。
急速に成長していく時期には必要な栄養が変化していきます。正しい食事方法(どんなフードが好ましいか、どのくらい与えればよいのかなど)を把握する必要があります。
また先住猫がいるとき、どのように面会させるのかはこれから猫同士が仲良くできるかどうかにかかってくるため、大変重要です。
もちろん、保護猫を受け入れる場合も同様です。
家に来たばかりの子猫は昼夜問わず鳴くことがあります。これには「空腹」、「のどの渇き」、「暑い」、「寒い」、「痛い」、「さみしい」などいろいろな意味合いがあります。どれなのかを見極めて対処する必要があります。
子猫の仕草はかわいくて、ずっと遊んでいたくなりますが、蓄えのエネルギーが少なくすぐに疲れてしまいます。ゆっくり休める時間も必要です。子猫専用の、暖かくて安心できる寝場所を用意してください。
また子猫は意外なところで寝ていたり、足元をうろちょろしたりします。元気に動き回るくらいに成長した場合は、子猫を踏みつけたり、、あたおうちの人が猫につまづいて事故に遭わないよう注意を払う必要があります。踏み台から降りるときなど、足元に目がいかないときなど要注意です。
「子猫がなつかない」と嘆かれる飼い主さんもおられます。基本は猫が好きなように行動するのを見守るだけ、子猫のペースに合わせた生活を送るようにします。こちらから無理に触りたがらない、抱きたがらないを守ってください。猫は気が向いたときにやってくるようになります。