外に出て思いっきり遊べない季節の、おすすめは脳トレです。
新しいことに挑戦したり、初めての経験をさせることは、犬の脳の活性化のために大切なことです。犬はエネルギーを持て余し退屈すると、破壊的な行動に出たり、同じことを繰り返す行動を起こします。心の病気にさせないように、しっかり遊んで、脳を活性化させてあげましょう。
1)トレーニングをひと工夫しましょう。
単純な「すわれ」「待て」「来い」に「持ってきてすわれ」というような新しい要素を加えてみます。
2)おもちゃに知育玩具を加えましょう。
おやつを内部に仕込めるパズル的なおもちゃは、単純に音が出るだけのおもちゃよりも頭を使います。また手に握って「どっちだ?」のゲームも脳トレになります。
3)散歩のコースを変えてみましょう。
いつもと違う道を選びます。公園でボール遊びをするのもおすすめです。また、家族の誰かに公園で待っていてもらってサプライズするのも犬の興味をかき立てます。
4)やりがいを与えてみましょう。
犬は狩猟や牧羊などのために品種改良されてきた歴史がある動物です。バスタオルを丸めた障害物を廊下に置いてなんちゃってアジリティーでもいいし、筒状の袋の中に隠した小さなぬいぐるみでハンティングのまねでもよいので、何か使役をさせてやります。
5)犬同士をふれあわせましょう。
犬は社会性の強い動物なので、仲間と交わりたい欲求があります。散歩で犬友達を見つけてあげるといいでしょう。
賢い犬に育てるには、脳の活性をうながす刺激を与えることが大切です。犬は飼い主が喜ぶのが大好きです。犬に仕事をさせ、できたらうんとほめてやってください。