季節の変わり目です。天気により気温差があり、晴れの日、雨の日で着衣に悩みますが、犬は気温によって身に着けた被毛を薄くしたり厚くしたり変えることができません。
猫がざらざらの舌で身づくろいをするとき、抜けた毛を飲み込むと胃の中で丸まり、フェルト状のヘアボールになります。こうした毛玉が胃壁を刺激したり、さらに腸へ送られて腸閉塞を起こすような病態が猫の毛球症です。
毛がもこもこして、見栄えが悪くなると、洗ってきれいにしてやりたいという気になります。
けれど、いきなり身体を濡らしてシャンプーを始めるのはよくありません。
広いところで遊ばせてやっても「来い」と言ったときに戻ってこないんです。
ボール遊びをしていても「よこせ」とか「出せ」と言って渡してくれたことがない。
このような「困ったちゃん」な話はよく聞きます。
「飼い犬が唸って怖い。」
「餌をやるのも長い棒を使って食器をそばに置くようにしてる。」
「家族のほとんどが噛まれている」
「紐の付け替えも首輪の交換もできない。」
「怖くて近寄れない。」
これは身近な人に向けられた攻撃行動です。このような犬の攻撃性は家族にとってとても深刻で、飼育放棄につながりかねない問題行動です。
これまで腎臓の機能を評価するのに血中尿素窒素(BUN)や血清クレアチニン(CRE)濃度を中心に判断してきました。しかし、これらの値が上昇するのは腎臓の機能が75%から80%くらい失われてからのことなのです。今年、春の健康診断から、それらSDMAを加え、より早く猫の腎臓病を診断することができるようになりました。
SDMAは腎臓機能が約40%ほど失われた段階で数値が上昇してきます。