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猫トイレの十戒

梅雨時はお部屋に子持ちがちな匂いが気になります。猫のトイレは部屋の邪魔者にされがちですが、猫の生活上は主役の家具です。
猫トイレの十戒で、猫のために十分機能しているか、確かめてください。

1)猫の頭数プラス1のトイレを用意すべし。
 これは皆さんご存じですが、念のため。1頭なら2つ、2頭なら3つのトイレを用意してください。
2)猫トイレは複数の箇所に設置すべし。
 複数のトイレを洗面所や脱衣所に並べておいても意味がありません。猫の使い勝手がよい場所にそれぞれ置いてください。
3)香り付きは使うべからず。
 猫の嗅覚はとても敏感です。芳香剤の入ったペットシーツや猫砂は使わないでください。
4)野猫の好みを参考にすべし。
 猫がバスマットで用足しをしてしまうのは、今の猫トイレが嫌いだからなのかもしれません。外猫が好んで使うトイレはきれいに耕された広々とした畑です。猫砂は片付けやすさを基準に選びがちですが、細かな土や砂に似たものを探してください。慣れてきたら徐々に変更しても認容してくれることもあります。まずは猫の好みを優先してみてください。
5)考えなしに猫砂を追加するべからず。
 太りすぎの猫は足が砂に埋もれてしまうと力が入りにくくなります。砂の深さは5cmまでにしてください。
6)適正サイズを知るべし。
 体調の1.5倍の大きさがあるトイレが基準になります。一般に売られている猫トイレは日本の標準サイズの猫には小さすぎます。邪魔になるくらいの大きさの物を選んでください。大型の猫には衣装ケースを応用してください。
7)猫トイレに蓋をするべからず。
 猫は青空の下で用足しをするのが好きです。匂いがこもりがちになるトイレは好きではありません。
8)トイレは背血に保つべし。
 砂の中の排泄物は見つけ次第、1日に何度でも、片付けてください。
9)猫に好みのトイレを選ばせるべし。
 猫トイレの大きさやかたち、猫砂のタイプなどは個々に好みがあります。いろいろ試してみて、お気に入りを探してください。
10)トイレで健康チェックを行うべし。
 健康チェックができる機能トイレもあります。が、飼い主さんの観察が基本です。尿の回数、色や匂い、量。便の色、回数や形態、水分量など、毎日の片付けの中で健康状態がチェックできます。異変があれば病院へ。正常なのか異常なのか分からなかった場合も、画像や現物を持って病院へお越しください。

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