寒い季節ですが、暖房で寒さに対処しようとすると、空気の乾燥が増してきます。
乾燥肌の犬はシャンプー後の保湿剤が欠かせません。暑い頃よりもシャンプー頻度は遠のいているかもしれませんが、保湿には気を遣ってください。すでに花粉が飛び始めています。アレルギー関連の皮膚炎を持っている犬は、花粉落としのためにもシャンプーは有効です。花粉により明らかに結膜を充血させ、涙が増えている犬は点眼も手抜かり無くお願いします。 ネコの喘息も花粉の飛散とともに悪化してきます。食事由来のアレルゲン量を抑え、呼吸器粘膜に負担をかけぬよう、小さな粉末が飛びやすい猫砂から別の物に変えてください。 屋内外を自由に遊び回るネコでは、寒さが緩んだしのぎやすい日に外出をしてけがをして返ってくるという行動が見られます。暖かい日の帰宅時には身体チェックをお願いします。皮膚が大きく傷ついているときは縫合処置をとる必要があります。