「気が重いんだけど。子供の学校の先生がお見えになるんだけど。うちのわんこ、来客のある間、ずっと吠えっぱなしなの。」
どうやら会話もできないくらいの賑やかさなんだとか。
これは「無駄吠え防止」のしつけ、しかも早急な対応が必要です。早速始めてみましょう。
吠えたからと言って、こちらも同じようにエキサイトし大声で「ヤメロー」と怒鳴ってはいけません。叩いたりなどの罰を加えるのも逆効果です。うるさいからとおやつでごまかすのも犬はご褒美をもらえたと勘違い、かえって吠えることを強化する結果になります。
基本は他のしつけと同様で、意外にも簡単なこと、「伏せ」「待て」の命令を出すだけです。クールに厳しくコマンドしましょう。興奮を助長させるようではいけません。これら基本の服従訓練は、どんなシチュエーションにも使うことができるので、基本ができていれば簡単です。このタイミングでこの命令を出すだけでいいんだ、というご家族の方の気づきさえあればOKです。そして、静かにできたら褒めることもお忘れなく。
いつも部屋の中を自由にしているとけじめがつかない犬が多いです。ときにがまんさせることも教えるようにしましょう。