シニア猫は若い猫とは違う健康状態にあります。
シニア猫を健康に保つには5つの秘訣があります。
①健康診断:健康診断を忘れないでください。猫が11歳を迎えるとき、人の60歳に該当します。この頃から病気が増えてきます。1年に1度は健康診断を受け、高齢猫に多い病気の早期発見に努めましょう。
②観察:猫をしっかり観察し、行動変化を見逃さないようにしましょう。各種疾患の兆候がどのようなものかは動物病院や健康雑誌などで情報を入手することができます。
③トイレ:トイレはアクセスしやすいようにし、場合によってはいつもいるところの近くにトイレを1つ増やします。
④栄養:高齢猫には高齢猫にふさわしいフードがあります。高齢猫に必要な栄養条件を満たし、好ましい栄養素を添加してある適切なフードを選んでください。
⑤布団:ふかふかなベッドを用意しましょう。関節が硬くなった高齢猫用のシニアベッドもあります。高い台の上にあったお昼寝布団はアクセスしやすいところに下ろしましょう。
高齢猫の七大疾病は
①慢性腎臓病
②心臓病
③糖尿病
④関節炎
⑤甲状腺機能亢進症
⑥歯科疾患
⑦腫瘍
です。複合的に悩まされている場合もあります。早めに見つけてケアしてあげましょう。