猫の関節炎の症状は、犬と違っています。猫はじっとして動かないのです。沈黙の症状を発見するのは難しく、年のせいだと思われてしまうことが多く残念です。
よく冷えた朝、散歩に行こうと犬を連れ出そうにも、犬がなかなか起き上がってこないようなことがあります。高齢の犬は、長時間同じ姿勢を取っていると、関節が固まって動きが悪くなります。
暖房機器を使うと屋内は乾燥します。
犬や猫も睡眠不足になるとひとと同じように不機嫌になることが分かっています。睡眠不足と睡眠パターンの変化は、慢性的な痛みに寄るところが多く、この状態が継続すると、痛みのある動物にも怒りっぽくなった動物に相対する飼い主さんにもストレスが増していきます。
ひとでは「乳がん」と言われている乳腺にできる腫瘍を犬や猫では「乳腺腫瘍」と言っています。乳腺腫瘍には良性の腫瘍と悪性の腫瘍があり、犬の場合はその割合はだいたい50%ずつですが、猫にできる乳腺腫瘍の80%以上は悪性腫瘍です。
処方食に関するお話の続きです。 寄せられるご質問から多いものについてお話しします。