犬や猫も睡眠不足になるとひとと同じように不機嫌になることが分かっています。睡眠不足と睡眠パターンの変化は、慢性的な痛みに寄るところが多く、この状態が継続すると、痛みのある動物にも怒りっぽくなった動物に相対する飼い主さんにもストレスが増していきます。
ひとでは「乳がん」と言われている乳腺にできる腫瘍を犬や猫では「乳腺腫瘍」と言っています。乳腺腫瘍には良性の腫瘍と悪性の腫瘍があり、犬の場合はその割合はだいたい50%ずつですが、猫にできる乳腺腫瘍の80%以上は悪性腫瘍です。
処方食に関するお話の続きです。 寄せられるご質問から多いものについてお話しします。
処方食は治療を目的として原材料を選び栄養成分をきっちりと調整してあるフードです。栄養組成はその病気に特有の事象を改善できるように作られています。そのため別の病態の犬や猫に食べさせると良くないことがあります。診察を受けずにネットや量販店で購入するのは間違っています。本来は販売してはいけないことになっている商品なのですが困ったことに流通しています。また本来的には処方されるもので、飼い主さんが選択して購入するものではありません。あやまった使い方をされた犬や猫に被害が生じるということを認識してください。
年の瀬。日暮れが早く、散歩時刻に暗くなってしまうため動物の観察が不十分になりがちなときです。またさまざまな用事で多忙になり、観察もおろそかになってしまうかもしれません。
猫ではウィルスや細菌感染に伴って鼻がぐずぐずしたり目がぐちゃぐちゃしたりすることがあります。